ドバイ2028|ドバイモール拡張と「ドバイ・スクエア」の違い・最新計画【2026年時点】

「2028年に向けて、ドバイの街はどう変わるの?」——不動産や移住を検討していると、そんな話題を目にする機会が増えてきました。とくに注目されているのが「ドバイモールの拡張」と、新たに構想が進む「ドバイ・スクエア」です。ただ、この2つはよく混同されますが、実はまったく別の場所・別のプロジェクト。この記事では、2026年時点の最新計画をもとに、両者の違いと2028年前後のドバイの姿を、不動産の視点から整理します。

全体像ドバイ「2028」に向けた2つの拡張とは

「ドバイが2028年に向けて拡張する」という話には、実は2つの異なるプロジェクトが混ざっています。まずは全体像を整理しましょう。

プロジェクト 場所 内容と時期
ドバイモール拡張
(The District)
ダウンタウン
(既存モール)
既存の世界最大級モールの増床。第1弾は稼働済み
ドバイ・スクエア構想 ドバイ・クリーク・ハーバー
(新エリア)
次世代型モールを核とする新都市。2028年前後の完成が目標

どちらもデベロッパーはEmaar(エマール)ですが、片方は既存モールの増床、もう片方は新エリアのゼロからの街づくりという点が大きく異なります。順番に見ていきましょう。

拡張①ドバイモール拡張「The District」—ダウンタウンの進化

1つ目は、ブルジュ・ハリファのふもとにある既存のドバイモールの拡張です。Emaarは2024年6月、約15億ディルハム(およそ4億ドル)を投じて、240の高級店舗・レストランを追加する計画を発表しました。

その第1フェーズが「The District」で、すでに一部が稼働しています。完成すると小売198区画・飲食81区画の合計279区画が加わる予定です。背景には圧倒的な集客力があり、ドバイモールは2024年に約1.11億人が来場し、2年連続で「世界で最も訪問された場所」となっています。

💡 ポイント

これは「既存モールをさらに大きくする」プロジェクトです。ダウンタウン中心の集客力を一段と高める動きで、後述するクリーク・ハーバーの「ドバイ・スクエア」とは別物です。

拡張②ドバイ・スクエア構想—クリーク・ハーバーの新都市


2つ目が、新エリアドバイ・クリーク・ハーバー(DCH)に構想されるドバイ・スクエアです。DCHはEmaarとDubai Holdingが手がける約6平方キロメートルの水辺の大規模開発で、ダウンタウンの約2倍という広さ。総事業規模はAED1,800億とも言われます。

その中核となるドバイ・スクエアは、EVやAIを取り入れた次世代型の巨大商業施設で、「世界初のドライブスルー型モール」とも紹介されています。2018年に発表されたのち計画は一時停滞しましたが、2025年11月に再始動し、約3年後(=2028年前後)の完成が目標とされています。

この街の象徴となるのがドバイ・クリーク・タワーです。基礎は2018年に完成したものの2020年に工事が中断。2023〜24年に設計が全面的に見直され、「高さ世界一」よりも建築デザインを重視する方向へ転換しました。2026年には建設の入札(テンダー)が動き出しています。

⚠ 誤解しやすいポイント

  • ドバイ・クリーク・タワーは、当初「ブルジュ・ハリファ超え」を掲げていましたが、再設計後は高さ至上主義から転換し、現時点で高さは公表されていません。
  • ドバイ・スクエアは何度も計画が見直されてきた経緯があり、時期はあくまで「目標」です。

2028年の展望ドバイの街と不動産はどう変わる?

これらの開発は、いずれも「ドバイ2040 都市マスタープラン」の一環として位置づけられています。ダウンタウンに加えて、クリーク・ハーバーという新たな中心地が育つ——それが2028年前後に向けた大きな流れです。

交通インフラも動いています。メトロ・ブルーラインのクリーク・ハーバー駅は「世界一高い地下鉄駅(約74m)」になると報じられ、2029年9月の開業が予定されています。エリアの利便性を左右する要素として注目されています。

時期(目標) できごと
2024年 ドバイモール拡張(AED15億)を発表
2025年 「The District」一部稼働/ドバイ・スクエア再始動
2026年 ドバイ・クリーク・タワーの建設入札が始動
2028年前後 ドバイ・スクエアの完成を目標
2029年 メトロ・ブルーライン クリーク・ハーバー駅 開業予定

不動産の一般論として、クリーク・ハーバーはダウンタウンより価格水準が控えめなエリアです(1平方フィートあたりの目安は、DCHが約2,600 AED、ダウンタウンが約3,011 AED)。市場データでは1ベッドルームの表面利回りが年5.8〜7.2%程度という調査もありますが、数値は物件・時期で変動し、当社は利回りを保証するものではありません。投資判断は最新の公式情報と専門家の確認のうえで行ってください。

関連して、「日本人がドバイの不動産を購入する流れと注意点」や、「ドバイ不動産の賃貸利回りの見方|表面利回りの基礎」もあわせてご覧ください。

要点まとめ

この記事のポイント

  • 「ドバイの2028拡張」には別々の2プロジェクトが含まれる。
  • ドバイモール拡張(The District)は、ダウンタウンの既存モールの増床(AED15億・240店舗)。
  • ドバイ・スクエアは、新エリア「クリーク・ハーバー」の次世代モール構想(2028年前後が目標)。
  • 中核のドバイ・クリーク・タワーは再設計で「高さ世界一」から建築美重視へ転換、2026年に入札始動。
  • メトロ・ブルーラインのクリーク・ハーバー駅は2029年開業予定
  • 時期は「目標」で変更の可能性あり。投資判断は最新情報と専門家確認を。

Q&Aよくある質問

Qドバイモール拡張とドバイ・スクエアは同じものですか?

いいえ、別物です。ドバイモール拡張はダウンタウンの既存モールの増床、ドバイ・スクエアは新エリア「ドバイ・クリーク・ハーバー」に構想される次世代モールで、場所もプロジェクトも異なります。

Qドバイ・スクエアはいつ開業しますか?

2018年に発表されたのち一時停滞し、2025年11月に再始動しました。約3年後(=2028年前後)の完成が目標とされていますが、過去に計画変更を重ねており、あくまで目標時期です。

Qドバイ・クリーク・タワーはブルジュ・ハリファより高くなりますか?

当初は「世界一の高さ」を掲げていましたが、再設計で高さ至上主義から建築デザイン重視へ方針転換しました。2026年時点で具体的な高さは公表されていません。

Qクリーク・ハーバーは不動産投資に向いていますか?

一般論として、価格水準やインフラ計画から注目度の高いエリアですが、利回りや価格は物件・時期で変動します。本記事は情報提供であり、特定物件の勧誘や利回りの保証ではありません。最新の公式情報と専門家の確認のうえでご判断ください。

ドバイの不動産・エリア選びのご相談は日本語で

ヤマトスペースシップは、ドバイ土地局傘下のRERAに登録した不動産ブローカー(License No. 1552044)として、エリアの見極めから物件探し・契約・入居手続きまでを日本語でサポートしています。「クリーク・ハーバーとダウンタウン、どちらが自分に合う?」といった段階からお気軽にご相談ください。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、税務・法務・投資に関する助言や勧誘ではありません。開発計画・時期・価格・利回りは変更される場合があり、2026年時点の情報に基づきます。個別のご判断にあたっては、最新の公式情報をご確認のうえ、税理士等の専門家にご相談ください。当社はドバイでの銀行口座開設・ビザ・法人設立・不動産購入などの手続きサポートを提供しています。
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