ドバイの不動産ビザは、一定額以上の不動産を買うと取得できる居住ビザです。税制優遇やビジネス環境を求める日本人投資家の間で注目を集めています。スポンサー企業を必要とせず、家族帯同もOKなので、ドバイ移住を現実にしたい人にはかなり魅力的なんですよ。
この記事では、2025年最新の取得条件や必要投資額、申請手順から注意点まで、ドバイ不動産ビザをまるっと解説します。規制変更や実務ポイントも押さえて、スムーズなビザ取得&移住プランを立てていきましょう。
目次
ドバイの不動産を所有で不動産ビザが取得できる

不動産ビザは、UAE(アラブ首長国連邦)内で一定額以上の住宅用不動産を所有することで得られる居住ビザ制度です。外国人投資家誘致と市場活性化が目的で、いまでは多くの日本人が利用しています。
不動産ビザの定義と対象者
このビザは、ドバイを含むUAE内で居住用不動産(アパート・ヴィラ・タウンハウスなど)を買った外国人に発行されます。自己居住でも賃貸運用でもOK。条件を満たせば申請できます。
対象者に年齢や国籍制限は基本ナシ。ただし無犯罪証明書の提出が必須なので、重大な犯罪歴があると難航することもあります。
ビザ取得者本人だけでなく、配偶者や扶養子女も帯同できるのが嬉しいポイント。単独所有だけでなく夫婦共同所有も認められているので、夫婦で資金を出し合って投資するケースもよく見かけますよ。以前ご相談されたご夫婦も2人で資金を出し合って投資を検討されていました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | UAE内に条件を満たす不動産を所有する外国人 |
| 年齢制限 | 原則なし(未成年は保護者の扶養家族として申請) |
| 国籍制限 | なし(ただし国際情勢で制限国あり) |
| 家族帯同 | 配偶者・扶養子女が対象 |
| 犯罪歴 | 無犯罪証明書の提出が必要 |
ドバイで不動産ビザを選ぶメリット
最大のメリットは、就労ビザのようにスポンサー企業が不要なこと。企業に雇われていなくても居住権が取れるので、フリーランスの方や投資家、リタイア組にも最適です。
税制優遇も見逃せません。ドバイでは所得税も固定資産税もゼロ。賃貸収入や売却益に課税されないので、投資リターンをグッと高められます。
投資した不動産は資産としてキープでき、将来の売却や相続にも対応できます。賃貸運用で安定した家賃収入を狙えるので、ビザ取得と資産形成を同時に進められるのもポイントですね。
現地で暮らしてみると、治安の良さやインフラの充実度に驚かされます。治安の良さや充実したインフラ、国際的なビジネス環境は、家族連れで移住する際にも安心材料になりますよ。
- スポンサー企業不要で独立した居住権を確保
- 所得税・固定資産税がゼロの税制メリット
- 不動産資産の保有と賃貸収入が可能
- 家族全員での移住が実現可能
- 治安が良く国際的なビジネス環境
- 中東・アジア・ヨーロッパへのアクセスが良好
ドバイ不動産ビザの種類と有効期間
ドバイでは不動産関連のビザがいくつかあって、投資額や有効期間が異なります。投資予算や滞在計画に合わせて最適なタイプを選ぶことが、長期移住成功のカギになります。
Property owner visa (不動産ビザ)
Property owner visaは、75万AED(約3,000万円)以上の不動産を所有すると取れる基本的な居住ビザです。日本人投資家にも利用者が多く、比較的手頃な額で居住権をゲットできるのが嬉しいですね。
有効期間は2年。条件に合う物件を持ち続ける限り、更新可能です。更新時には再申請と手数料が必要ですが、売却さえしなければビザは継続できます。
夫婦で共同所有する場合、合計75万AED以上あればお二人ともビザを取得可能。ただし結婚証明書の提出が必須なので、日本でアポスティーユ認証を済ませておく必要があります。
完成済みの居住用物件のみが対象なので、オフプラン(建設中)を買っても完成・引渡し後でなければ申請できません。移住スケジュールを立てるときは要注意です。
- 必要投資額は75万AED(約3,000万円)以上
- 有効期間は2年間で更新可能
- 夫婦共同所有は合計額で判定
- 完成済み居住用物件のみが対象
- 配偶者・扶養子女の家族帯同OK
- 発行手数料は約1万AED(約40万円)
ゴールデンビザ
ゴールデンビザは、より高額な投資家向けの長期ビザです。200万AED(約8,000万円)以上の不動産で取得でき、有効期間はなんと10年間。実質的な永住権に近い扱いを受けます。
2024年の規制改正で、以前の100万AED(約4,000万円)最低頭金ルールが撤廃。住宅ローン利用でも、完成済み物件ならゴールデンビザが狙えます。
国外滞在制限も緩和され、UAE外で長く過ごす機会が多い人ほど恩恵大。家族帯同も不動産ビザと同様ですが、家族一人ひとりに発行手数料がかかるので総額を事前に計算しておきましょう。
| ビザタイプ | 投資額 | 有効期間 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| 通常の不動産ビザ | 75万AED~ | 2年 | 基本的な居住権、完成物件のみ対象 |
| ゴールデンビザ | 200万AED~ | 10年 | 長期居住権、国外滞在制限緩和 |
その他の関連ビザと家族ビザの扱い
不動産ビザやゴールデンビザ以外にも、ドバイにはいろんな居住ビザがあります。自分にベストな制度を知ることが、移住成功への第一歩です。
法人設立ビザは、ドバイで会社を作る経営者や取締役向け。フリーゾーンやメインランドで会社を設立すれば申請でき、不動産投資と組み合わせて安定した基盤を築けます。
リタイアメントビザは、55歳以上の外国人向け。金融資産や不動産を一定額以上持っていることが条件で、年金生活者や早期退職者の強い味方です。
家族ビザは、主たるビザ保有者の配偶者や18歳未満の子どもが対象。成人した子女や両親を帯同する場合は別条件なので、家族構成に応じて事前確認を忘れずに。
- 法人設立ビザ:ドバイで会社設立した経営者向け
- リタイアメントビザ:55歳以上で一定資産保有の退職者向け
- 就労ビザ:現地企業に雇用される従業員向け
- 投資家ビザ:不動産以外の投資を行う投資家向け
- 家族ビザ:主たるビザ保有者の配偶者・子ども向け
ドバイ不動産ビザの主な取得条件と必要な書類
ビザ取得には投資額や物件条件をクリアするだけでなく、パスポートや権利書、無犯罪証明書など複数の書類が必要です。書類不備は審査遅延や却下の原因になるので、漏れなく準備しましょう。
投資額と対象物件の条件
不動産ビザの最低条件は、UAE内で75万AED以上の不動産を所有すること。この金額はAED建てで固定されており、日本円だと約3,000万円前後になります。
対象となるのは完成済みの居住用不動産のみ(アパート、ヴィラ、タウンハウスなど)。商業用や更地はNGです。オフプラン物件は完成・引渡し後でないと申請できないので、スケジュールにゆとりを持って動くのがコツです。
購入物件はドバイ首長国内にあり、土地局(DLD)に正式登録されていることが必須。発行された電子権利書(タイトルディード)が申請時の重要書類になるので、登記手続きをしっかり完了させましょう。
外国人購入可能エリアはフリーホールド地区に限定されています。ダウンタウン、マリーナ、JBR、パームジュメイラなどが有名ですが、一部地域は制限があるので注意が必要です。
| 条件項目 | 詳細 |
|---|---|
| 最低投資額 | 75万AED以上(約3,000万円) |
| 物件タイプ | 完成済み居住用不動産(アパート、ヴィラ等) |
| 物件の状態 | 完成・引渡し済みであること |
| 登記状況 | 土地局(DLD)に正式登記されていること |
| 購入可能エリア | フリーホールド地区(外国人購入可能エリア) |
| 所有形態 | 単独所有または夫婦共同所有 |
申請に必要な書類一覧
必要な書類は、パスポートや顔写真、不動産権利書、無犯罪証明書など多岐にわたります。各書類の認証や翻訳が必須なので、不備なく揃えることがスムーズな審査の秘訣です。
パスポートは申請時点で残存有効期間6ヶ月以上が必要。有効期限が近い場合は、日本で更新してから申請しましょう。コピーと顔写真(4×3cm白背景)も忘れずに。
不動産権利書(タイトルディード)は土地局発行の電子版を印刷し、所有価格が75万AED以上と明記されていることをチェック。認証が必要な場合は手続きを行いましょう。
無犯罪証明書は都道府県警察または法務省で取得後、アポスティーユ認証を受けます。その後、アラビア語翻訳+現地認証が必要なので、取得から翻訳まで1~2ヶ月は見込んでおきましょう。
夫婦共同所有なら結婚証明書が追加で必要。日本の市区町村役場で戸籍謄本を取ってアポスティーユ、翻訳、認証まで済ませておくと安心です。
- 有効期間6ヶ月以上のパスポート原本とコピー
- 規定サイズの顔写真(通常4×3cm、白背景)
- 不動産権利書(タイトルディード)原本とコピー
- 無犯罪証明書(日本発行、アポスティーユ認証済み)
- 無犯罪証明書のアラビア語翻訳(認証済み)
- 結婚証明書(共同所有の場合、アポスティーユ認証済み)
- 結婚証明書のアラビア語翻訳(認証済み)
- 健康診断証明書(指定医療機関で取得)
- Emirates IDの申請書類
ドバイ不動産ビザの申請手順と注意点
ビザ申請は物件購入からビザ発行まで6つのステップに分かれています。全体の流れを把握して、準備を計画的に進めるとスムーズです。
申請のステップ別フロー
1)物件購入:フリーホールド地区の完成済み物件で75万AED以上を選び、エージェント経由で契約・手付金支払い。期間は1~4週間ほど。
2)登記手続き:土地局で所有権を登録し、タイトルディードを取得。手数料は価格の約4%+約4,000AED。期間は即日~1週間。
3)書類準備:無犯罪証明書のアポスティーユ認証や翻訳、パスポートコピー、顔写真準備。2~6週間かかることもあるので早めに。
4)ビザ申請:ドバイ移民局または指定タイピングセンターで申請。オンライン申請もOKで、1~3日で受理されます。
5)健康診断:指定医療機関で血液検査やX線検査を受診。1~2日程度で完了。
6)ID・ビザ発行:健康診断合格後、EmiratesID申請→パスポートにビザスタンプ。1~2週間ほどかかります。
| ステップ | 手続き内容 | 所要期間の目安 |
|---|---|---|
| 1. 物件購入 | 物件選定・売買契約・手付金支払い | 1~4週間 |
| 2. 登記手続き | 土地局での所有権登記・タイトルディード取得 | 即日~1週間 |
| 3. 書類準備 | 無犯罪証明書・認証・翻訳・その他書類 | 2~6週間 |
| 4. ビザ申請 | 移民局への申請提出 | 1~3日 |
| 5. 健康診断 | 指定医療機関での検査受診 | 1~2日 |
| 6. ID・ビザ発行 | EmiratesID申請・ビザスタンプ | 1~2週間 |
申請にかかる費用と所要時間
物件購入費以外にも手数料や関連費用がいろいろ発生します。予算計画を正確に立てるために、総額を把握しておきましょう。
ビザ発行手数料は約1万AED(約40万円)。家族ビザを取る場合は、配偶者や子どもにも同じ費用がかかります。
登記手数料は購入価格の4%。75万AEDの物件なら約3万AED(約120万円)。エージェントにはさらに2%程度を支払います。
無犯罪証明書関連は、日本での取得が約1,000円、アラビア語翻訳+認証に約2万~5万円。結婚証明書も同様の費用がかかります。
申請から発行までは、書類準備状況や審査混雑で前後しますが、通常2~3ヶ月見込み。無犯罪証明書の取得と認証が時間を要するので、早めの着手がおすすめです。
- ビザ発行手数料:約1万AED(約40万円)
- 登記手数料:購入価格の約4%
- 不動産エージェント手数料:購入価格の約2%
- 無犯罪証明書関連費用:約2~5万円
- 健康診断費用:約500AED(約2万円)
- EmiratesID発行費用:約300AED(約1.2万円)
- 総所要期間:2~3ヶ月
ビザ維持と更新の要件
不動産ビザは2年間有効ですが、更新にはいくつかの条件があります。維持要件を把握して、失効リスクを避けましょう。
最も重要なのは、「根拠となる不動産を保有し続けること」。売却するとビザは失効します。購入価格が75万AED以上だったことを証明できる書類も保管しておくのがポイントです。
また、6ヶ月以上UAE国外に滞在すると、ビザが自動失効するケースもあるので要注意。定期的にUAEに戻ることで回避できます。
更新は有効期限の1~2ヶ月前からOK。再度健康診断を受け、EmiratesIDも更新します。更新費用は新規発行とほぼ同額の約1万AEDです。
住所変更や婚姻状況の変更があったら、速やかに移民局へ届け出ましょう。未報告だと罰金が発生することもあるので注意が必要です。
| 維持要件 | 詳細内容 |
|---|---|
| 不動産の継続所有 | 75万AED以上の物件を保有し続けること |
| UAE滞在要件 | 6ヶ月以上の連続国外滞在を避ける |
| 更新手続き | 有効期限の1~2ヶ月前から開始 |
| 健康診断 | 更新時に再度受診が必要 |
| 情報変更の届出 | 住所・婚姻状況等の変更を速やかに報告 |
まとめ
ドバイの不動産ビザは、75万AED以上の完成済み居住用物件を買えば2年間の居住権が取れる制度です。もっと長く住みたいなら、200万AED以上の投資でゴールデンビザ(10年)にアップグレードもできますよ。
申請には無犯罪証明書やタイトルディード、パスポートなどが必要で、特に無犯罪証明書のアポスティーユ認証+翻訳に時間がかかるので早めの準備がマスト。総費用は物件価格に加え、登記費用やビザ発行手数料などで物件価格の約6~7%を見込んでおくと安心です。
- 75万AED以上の完成済み居住用物件購入で2年ビザ取得
- 200万AED以上の投資でゴールデンビザ(10年)にアップグレード
- スポンサー企業不要で独立した居住権を確保
- 所得税・固定資産税ゼロの税制メリット
- 配偶者・扶養子女の家族帯同が可能
- 無犯罪証明書の認証と翻訳に時間がかかるため早めの準備が必要
- ビザ発行まで通常2~3ヶ月の期間を要する
- オフプラン物件は完成後でないとビザ申請不可
- 6ヶ月以上の連続国外滞在はビザ失効リスクあり
- 更新手続きは有効期限の1~2ヶ月前から開始推奨
ドバイへの移住を真剣に考えている方は、まず信頼できる現地の不動産エージェントや移住コンサルタントに相談してみましょう。予算や家族構成に合った物件選びとビザタイプの見極めから始めると、書類準備や申請手続きも専門家のサポートでスムーズに進み、安心して移住を実現できますよ。
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