正直なところ、ドバイ移住を検討する日本人が増えている中で、最も質問が多いのが「永住権」についてなんです。実際には従来の永住権制度は存在しないんですが、ゴールデンビザをはじめとする長期滞在ビザを活用すれば実質的な永住が可能なんですよ。
この記事では、各ビザの取得条件から投資額、家族帯同の方法まで、ドバイ移住に必要な情報を包括的にお伝えします。ちなみに私が実際にドバイで見てきた事例も交えながら、本当に役立つ情報をお届けしますね。
目次
ドバイ永住に近い長期滞在ビザを取得するために

ドバイを含むUAE(アラブ首長国連邦)には、日本や欧米諸国のような無期限の永住権制度は存在しません。でも、長期滞在ビザの取得と更新により、実質的に永住に近い形での滞在が実現可能なんです。
UAEの長期滞在ビザ制度の特徴
UAEでは2019年以降、外国人投資家や専門職向けの長期滞在制度が大幅に拡充されました。特に注目すべきは「ゴールデンビザ」制度で、最長10年間の滞在許可と家族帯同が可能となっています。
従来の就労ビザが雇用主に依存するスポンサーシップ制度であったのに対し、新しい長期滞在ビザは個人の資産や能力に基づいて発給されるため、より自立性の高い滞在ができるんですよ。これって本当に大きな違いなんです。
永住権制度との主な違い
日本人にとって馴染みのある永住権と比較した場合、UAEの長期滞在ビザにはいくつか特徴的な違いがあります。
| 項目 | 日本の永住権 | UAEの長期滞在ビザ |
|---|---|---|
| 有効期間 | 無期限 | 5年~10年(更新可能) |
| 更新手続き | 基本的に不要 | 期間満了前に更新必要 |
| 国外滞在制限 | 1年以上の国外滞在で失効リスク | ゴールデンビザは6ヶ月毎に入国 |
| 家族帯同 | 配偶者・子供可能 | 配偶者・子供・両親も可能 |
ドバイで取得可能な長期滞在ビザの種類
現在UAEで日本人が取得可能な主要な長期滞在ビザは以下の通りです。それぞれ異なる取得条件と特徴を持っているので、ご自身の状況に応じた選択が重要になってきます。
- ゴールデンビザ(投資家・不動産所有者・専門職向け)
- グリーンビザ(フリーランス・自営業者向け)
- リモートワークビザ(海外企業勤務者向け)
- 就労ビザ(現地雇用者向け)
- 不動産ビザ(不動産投資家向け)
ゴールデンビザを取得するには?
ゴールデンビザは、UAEが外国人投資家や優秀な人材を誘致するために導入した最も優遇された長期滞在制度です。投資額や専門性に応じて5年または10年の滞在許可が発給されるんですよ。
投資家向けゴールデンビザの取得条件
投資家向けゴールデンビザの取得には、UAE国内での実質的な投資が必要なんです。最低投資額は200万AED(約7,850万円)で、この投資は3年間維持する必要があります。
投資対象として認められるのは、不動産投資、企業投資、政府債券への投資などですね。特に不動産投資の場合は、住宅用物件だけでなく商業用物件も対象となります。賃貸収入による投資回収も期待できるので、けっこう実践的な選択肢だと思います。
不動産所有者向けゴールデンビザの取得条件
不動産投資によるゴールデンビザは、比較的取得しやすい選択肢として人気があります。実際、現地でもこのルートで移住される方が多いんです。取得条件は以下の通りです。
| 不動産価値 | ビザ期間 | 追加条件 |
|---|---|---|
| 200万AED以上 | 5年 | 完済済み物件 |
| 500万AED以上 | 10年 | 完済済み物件 |
| 75万AED以上 | 2年 | 通常の不動産ビザ |
専門職向けゴールデンビザの取得条件
医師、エンジニア、研究者、アーティストなどの専門職も、特定の条件を満たせばゴールデンビザの取得が可能です。必要な資格や実績は職種によって異なるんですが、一般的に学位、職歴、専門資格の証明が求められます。
IT関連の専門職の場合、国際的な資格認定やユニークな技術的専門性が評価される傾向がありますね。最低月収15,000AED以上の証明も必要要件の一つです。以前お手伝いしたお客様も、この収入証明の準備にちょっと時間がかかりました。
家族ビザの取得条件
ゴールデンビザの大きなメリットの一つが、家族全員の帯同が可能なことなんです。帯同可能な家族は以下の通りです。
- 配偶者(法的に婚姻関係にある場合)
- 18歳未満の子供(養子を含む)
- 25歳未満の未婚の娘
- メインビザ保持者の両親
- 家族内でのサポートスタッフ(特定条件下)
就労・フリーランス向けビザとは?
投資による長期滞在以外にも、就労やフリーランス活動を通じてドバイでの長期滞在が可能です。これらのビザは比較的少額の資本で取得できるため、多くの日本人にとって現実的な選択肢になるんじゃないでしょうか。
グリーンビザの取得条件
グリーンビザは2022年に導入された5年間有効のビザで、フリーランサーや自営業者を対象としています。スポンサーシップを必要としないので、より自由な働き方ができるんですよ。
月額3,500米ドル相当以上の安定収入証明が主要な取得条件で、この収入はUAE国外からのものでも認められます。フリーランスのITエンジニアやコンサルタント、オンラインビジネス経営者などが主な対象者ですね。
リモートワークビザの取得条件
パンデミック以降のリモートワーク普及を受け、UAEは海外企業に勤務しながらドバイに滞在できるビザを導入しました。これって本当に画期的な制度なんです。このビザの特徴的な条件は以下の通りです。
| 項目 | 条件・詳細 |
|---|---|
| 有効期間 | 1年間(更新可能) |
| 最低年収要件 | 3,500米ドル/月以上 |
| 雇用証明 | 海外企業との雇用契約書 |
| 健康保険 | UAE適用可能な保険加入必須 |
| 家族帯同 | 配偶者・子供可能 |
現地就労ビザの取得条件
従来型の就労ビザは、UAE企業または政府機関による雇用が前提となります。ビザの有効期間は通常2年で、雇用契約の継続が更新の必要条件なんです。
就労ビザ取得のためには、雇用主となる企業が政府認可を受けている必要があるんですね。また申請者の学歴・職歴が職種に適合している証明が求められます。給与水準についても、職種や国籍に応じた最低基準が設定されています。
フリーランス向けビザの取得条件
フリーランス向けのビザ申請では、収入の継続性と安定性の証明が重要になってきます。過去12ヶ月の銀行取引明細、クライアントとの契約書、納税証明書などが必要書類として求められるんです。
特にデジタルノマドやオンラインビジネス経営者の場合、収入源の多様化と継続性の立証が審査の鍵となります。複数のクライアントからの収入がある場合は、それぞれとの契約関係を明確に示す必要があります。この前のお客様も、この点についてけっこう準備に時間をかけられていました。
不動産投資を通じてビザが取得できる?
不動産投資は、ドバイでの長期滞在ビザ取得における最も一般的で確実性の高い方法の一つなんです。投資額に応じて異なるタイプのビザが取得でき、賃貸収入による投資回収も期待できますよ。
投資対象となる不動産
ドバイでのビザ取得に有効な不動産投資には、住宅用と商業用の両方が含まれます。住宅用物件では、アパートメント、ヴィラ、タウンハウスが主な選択肢となり、商業用物件ではオフィス、店舗、倉庫などが対象となるんですね。
フリーホールド地域での物件購入が必要で、外国人の所有権が認められている指定地域での投資のみがビザ申請の対象となります。ダウンタウン・ドバイ、ドバイ・マリーナ、パーム・ジュメイラなどが代表的なフリーホールド地域です。
投資額別の取得可能なビザ
投資額に応じて取得可能なビザの種類と条件は以下の通りです。予算に応じて最適な投資戦略を選択することが重要になってきますね。
| 投資額(AED) | 日本円換算 | ビザタイプ | 有効期間 |
|---|---|---|---|
| 75万以上 | 約3,000万円 | 不動産ビザ | 2年 |
| 200万以上 | 約7,850万円 | ゴールデンビザ | 5年 |
| 500万以上 | 約1億9,600万円 | ゴールデンビザ | 10年 |
ドバイにおける不動産投資のリスク
ドバイの不動産市場は成長性が高い一方で、価格変動リスクも存在します。特に完成前物件(オフプラン)への投資では、建設遅延や開発会社の財務状況によるリスクを考慮する必要があるんです。
賃貸利回りは地域や物件タイプによって異なるんですが、一般的に年率4-8%程度が期待されています。高級住宅地域では利回りは低くなる傾向がありますが、資産価値の安定性は高くなりますね。
物件選び・購入の流れ
ビザ取得を目的とした不動産投資では、価格だけでなく立地、将来性、管理体制などを総合的に検討する必要があります。特に賃貸需要の高いエリアを選択することで、安定した賃貸収入の確保が可能になるんですよ。
購入プロセスでは、物件の法的調査、デベロッパーの信頼性確認、融資条件の検討などが重要なステップとなります。現地の不動産エージェントや法務専門家との連携により、リスクを最小化した投資ができます。これって本当に大切なポイントなんです。
家族ビザの申請と帯同条件について
ドバイでの長期滞在では、家族全員での移住を計画する日本人も多く見られます。メインビザ保持者が適切な条件を満たせば、配偶者や子供、場合によっては両親まで帯同できるんです。
帯同可能な家族の範囲
家族ビザで帯同できる範囲は、メインビザの種類によって異なります。ゴールデンビザ保持者の場合、最も広い範囲での家族帯同が認められていますよ。
配偶者と18歳未満の子供は基本的にすべてのビザタイプで帯同可能なんですが、両親の帯同にはより厳しい条件が設定されています。両親ビザの場合、メインビザ保持者の月収が2万AED以上であることが一般的な条件となります。
家族ビザ申請に必要な書類
家族ビザの申請では、家族関係を証明する公的書類が必要になります。日本で取得する書類については、外務省での認証や領事館での領事認証が必要な場合があるんです。
- 婚姻証明書(配偶者ビザ)
- 出生証明書(子供ビザ)
- 親族関係証明書(両親ビザ)
- メインビザ保持者の収入証明
- 健康保険加入証明
- 住居確保の証明
子供の教育環境として多様な選択肢がある
家族でドバイに移住する場合、子供の教育環境は重要な検討事項となりますね。ドバイには日本人学校をはじめ、アメリカンスクール、ブリティッシュスクール、インターナショナルスクールなど多様な選択肢があるんです。
学費は学校により大きく異なり、年間2万AEDから10万AED程度まで幅があります。日本人学校の場合、日本の教育カリキュラムに準拠しているため、将来の日本復帰を考えている家庭には適した選択肢となるでしょう。
配偶者の就労許可が必要
家族ビザで滞在する配偶者が現地で就労を希望する場合、別途就労許可の取得が必要になります。雇用主のスポンサーシップまたは自営業許可の取得により、合法的な就労が可能になるんですよ。
特定の資格や専門性がある場合、独立したビザへの切り替えも可能で、これによりより安定した滞在基盤を築くことができます。以前こんな相談がありましたが、専門資格を活かして独立ビザに切り替えた方、今ではすごく快適に暮らされていますよ。
まとめ
ドバイでの永住権取得について、制度の現状について詳しく解説しました。従来の永住権制度は存在しませんが、長期滞在ビザの活用により実質的な永住が可能なんです。
- ゴールデンビザなら最長10年の滞在許可と家族帯同が可能
- 不動産投資75万AED以上で2年ビザ、200万AED以上で5年ビザが取得可能
- フリーランスや専門職向けのグリーンビザやリモートワークビザも選択肢に
- 家族ビザにより配偶者、子供、両親の帯同が実現
- 所得税ゼロの税制メリットがあり高品質な生活環境が得られる
- ビザ更新時の投資維持と滞在条件を守り継続滞在へ
ドバイ移住をお考えの方は、まずご自身の状況に最適なビザタイプを特定し、専門家のサポートを受けながら確実な申請手続きを進めることをお勧めします。
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