ドバイで法人設立を検討する際、多くの人が気になるのが「ドバイ法人の維持費はいくらかかるのか?」という点です。
設立費用だけでなく、毎年発生する更新費・ライセンス費用・オフィス費用を理解しておかないと、想定外のコスト負担になることもあります。
この記事では、ドバイ法人の維持費の目安と、法人タイプ別の年間コストを分かりやすく解説します。
目次
ドバイ法人の年間維持費の基本構造
ドバイ法人の維持費は、主に以下の項目で構成されます。
| 項目 | 年間目安 | 内容 |
|---|---|---|
| ライセンス更新費 | 8,000〜20,000 AED | 事業ライセンスの更新 |
| オフィス費用 | 10,000〜50,000 AED | フレックスデスク〜専用オフィス |
| ビザ更新費 | 5,000〜10,000 AED/人 | 居住ビザ・労働許可 |
| 会計・監査費用 | 5,000〜20,000 AED | 帳簿管理・監査(必要な場合) |
| 銀行維持費 | 0〜数千AED | 最低残高未達時の手数料など |
※1 AED=約40円換算の場合、年間維持費は約100万円〜400万円程度が目安になります。
法人タイプ別のドバイ法人維持費
① フリーゾーン法人
| 内容 | 年間維持費目安 |
|---|---|
| フレックスデスクプラン | 15,000〜30,000 AED |
| 専用オフィス付き | 30,000〜70,000 AED |
小規模ビジネスやオンライン事業の場合、フリーゾーン法人が最も一般的で、年間維持費は約150万〜250万円前後が目安です。
② 本土法人(メインランド)
| 内容 | 年間維持費目安 |
|---|---|
| ライセンス更新 | 15,000〜30,000 AED |
| 物理オフィス賃料 | 30,000 AED以上 |
メインランド法人は、実際のオフィス賃貸が必要なケースが多く、維持費は200万〜400万円超になることもあります。
ビザ人数で維持費は大きく変わる
ドバイ法人の維持費は、取得するビザの人数によっても大きく変動します。
- オーナービザ1名のみ → コスト最小
- 家族ビザ追加 → 追加費用発生
- 従業員ビザ追加 → 人数分コスト増加
例えば、家族4人で移住する場合、ビザ関連だけで年間20,000〜40,000 AEDの追加負担になる可能性があります。
見落としがちな追加コスト
① VAT登録義務
年間売上が一定額(375,000 AED)を超えると、VAT登録が必要になり、会計管理コストが増えます。
② 監査義務
一部フリーゾーンでは監査報告書の提出が義務付けられている場合があります。
③ 銀行最低残高
法人銀行口座では最低残高条件があり、未達の場合は月額手数料が発生します。
ドバイ法人の維持費は高いのか?
日本法人と比較すると、法人税は9%と低水準ですが、維持費そのものは「ゼロ」ではありません。
| 比較項目 | 日本法人 | ドバイ法人 |
|---|---|---|
| 法人税率 | 約23〜30% | 9% |
| 年間維持費 | 数十万円〜 | 約100万〜400万円 |
つまり、維持費は日本より高く感じる場合もあるが、税率の低さで十分カバーできるかどうかが判断ポイントになります。
どのくらいの売上があればメリットが出る?
目安としては、
- 年収1,500万円以上の事業者
- オンライン・海外向けビジネス
- 高利益率ビジネス
であれば、ドバイ法人の維持費を支払っても税制メリットが上回るケースが多いです。
まとめ
ドバイ法人の維持費は、年間15,000〜70,000 AED(約60万〜280万円)が基本レンジで、オフィス規模やビザ人数によって増減します。
設立前に確認すべきポイントは、
- 法人タイプ(フリーゾーン or メインランド)
- 取得ビザ人数
- 年間売上見込み
- オフィス形態
維持費だけでなく、税制メリットとのバランスを見て判断することが重要です。
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