ドバイ移住を考えたとき、多くの人が見落としがちなのが「日本での手続き」です。ビザや住居、仕事の準備に気を取られがちですが、日本側の手続きを適切に行わないと、税金や保険、年金などで思わぬトラブルが発生することがあります。
この記事では、ドバイ移住前に日本で行うべき主な手続きを、優先度・タイミング別に整理して解説します。
目次
移住前にやるべき日本側の主な手続き一覧
まずは、ドバイ移住前に確認しておきたい主要な手続きを一覧で整理します。
| 項目 | 主な手続き | タイミング | 重要度 |
|---|---|---|---|
| 住民票 | 海外転出届の提出 | 出国の14日前〜当日 | 最重要 |
| 健康保険 | 国民健康保険の脱退 | 転出届と同時 | 高 |
| 年金 | 国民年金の任意加入検討 | 出国前 | 中 |
| 税金 | 所得税・住民税の確認 | 出国前 | 高 |
| 銀行・証券 | 非居住者扱いの確認 | 出国前 | 中 |
| 携帯電話 | 解約またはプラン変更 | 出国前 | 低〜中 |
最重要手続き①:住民票の海外転出届
海外転出届とは
ドバイに1年以上滞在する予定がある場合、住民票を抜く「海外転出届」の提出が必要になります。これを行うことで、日本の住民ではなく「非居住者」という扱いになります。
提出のタイミング
転出届は、出国の14日前から当日までに市区町村の役所で提出できます。
転出届を出すメリット
- 住民税の課税対象から外れる
- 国民健康保険の支払いが不要になる
- 非居住者扱いになる
重要手続き②:健康保険の扱い
国民健康保険は原則脱退
海外転出届を出すと、国民健康保険からは自動的に脱退することになります。そのため、日本での医療費補助は受けられなくなります。
出国後の医療保険はどうする?
ドバイでは、居住ビザ取得時に医療保険加入が義務付けられるケースが多いため、現地保険または国際医療保険を準備する必要があります。
重要手続き③:年金の扱い
国民年金は任意加入が可能
海外転出後は、国民年金の支払い義務はなくなりますが、任意加入することも可能です。
| 選択肢 | 内容 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 任意加入する | 日本の年金を継続して積み立てる | 将来日本で受給予定の人 |
| 加入しない | 年金支払いを停止 | 海外中心の生活を予定している人 |
税金関連の手続き
住民税は翌年分まで発生する可能性
住民税は前年の所得に対して課税されるため、出国後も請求が来る場合があります。納税方法を事前に確認しておきましょう。
出国前に確認すべき税務項目
- 所得税の確定申告の有無
- 住民税の支払い方法
- 納税管理人の選任
銀行・証券口座の扱い
非居住者扱いになる場合がある
海外転出届を提出すると、日本の銀行や証券会社では「非居住者扱い」になる可能性があります。サービス内容が制限されることもあるため、事前確認が重要です。
確認しておくべきポイント
- 海外在住者でも口座維持できるか
- オンライン取引の可否
- 住所変更の手続き
その他の生活関連手続き
携帯電話・クレジットカード
携帯電話は解約、休止、格安プランへの変更などを検討します。クレジットカードは海外利用可否を確認しておきましょう。
日本の住所の扱い
実家や親族宅を連絡先に設定しておくと、書類や通知の受け取りがスムーズになります。
移住前のチェックリスト
| チェック項目 | 完了 |
|---|---|
| 海外転出届を提出した | □ |
| 健康保険の手続きを確認した | □ |
| 年金の任意加入を検討した | □ |
| 住民税・所得税の支払い方法を確認した | □ |
| 銀行・証券口座の扱いを確認した | □ |
| 携帯電話・カードの設定を見直した | □ |
まとめ
ドバイ移住をスムーズに進めるためには、現地の準備だけでなく、日本側の手続きを適切に行うことが重要です。特に住民票・税金・保険・年金の4点は、移住後の生活に大きく影響します。
出国直前に慌てることがないよう、余裕を持って準備を進めることで、安心して新生活をスタートさせることができます。
弊社ではドバイのビザ、住まい、生活設計、不動産購入まで一貫してサポートしています!
LINEでもお問い合わせを受け付けています。





