ドバイへの移住で本当に税負担をゼロにできるのか、気になっている方も多いんじゃないでしょうか。個人所得税や住民税が完全に非課税というのは本当なんです。でも、実際には日本の税制との兼ね合いや、移住後に発生する別の税負担も存在するため、単純に「ドバイに行けば全部タダ」というわけではないんです。この記事では、年収500万円から1億円まで、具体的な数字を使ったシミュレーションを通じて、ドバイ移住による実際の節税効果を徹底的に解説していきますね。
目次
ドバイで課される税金の種類とは?
ドバイの税制は本当に魅力的なんですが、完全に無税というわけではないんですよ。まずは実際にどんな税金が存在するのか、しっかり把握しておくことが大切です。
法人税導入の現状と課税範囲
2023年6月からドバイでも法人税が導入されたんです。でも安心してください、税率は9%と日本の約30%と比べて圧倒的に低いんですよ。ちなみに、年間課税所得がAED 375,000(約1,500万円)以下の企業には0%の税率が適用されるため、小規模事業者なら実質的に法人税を払わずに済むケースが多いんです。
さらに嬉しいのが、中小企業救済制度(Small Business Relief)という特例です。年間売上がAED 3,000,000(約1億2,000万円)以下の法人は、希望すれば課税所得をゼロとして申告できるんですよ。この制度は2026年12月31日までに終了する会計年度まで適用されるため、今のうちにドバイで法人設立を検討するのは本当に賢い選択なんです。
フリーゾーン企業の場合は、さらに優遇措置があります。UAE国内(メインランド)との取引がなければ、原則として課税対象外となるんです。デジタルビジネスやコンサルティング業など、海外向けの事業を展開する場合には、フリーゾーン設立が極めて有利になりますよ。
| 法人税の区分 | 課税所得の範囲 | 税率 | 実質的な負担 |
|---|---|---|---|
| 免税枠 | AED 375,000以下(約1,500万円) | 0% | 完全非課税 |
| 標準税率 | AED 375,000超過分 | 9% | 超過分のみ課税 |
| 中小企業救済 | 年間売上AED 3,000,000以下 | 0%(申告可) | 2026年末まで完全免税 |
| フリーゾーン | メインランド取引なし | 0% | 条件付き完全非課税 |
消費者負担の仕組み
ドバイには付加価値税(VAT)があって、標準税率は5%なんです。日本の消費税10%と比べると半分ですから、日常的な買い物では確実に負担が軽くなりますよ。でも、すべての商品やサービスが5%というわけではないんです。
アパートの賃料には5%のVATが課されるんですが、ホテルやレストランには7%の観光税が別途かかります。この前のお客様も驚いていたんですが、アルコール飲料には2025年1月から30%の消費税が再導入されるんです。お酒をよく飲む方には、ちょっと痛い負担になるかもしれませんね。
不動産の購入時には、DLD(ドバイ土地局)登録料として物件価格の4%が徴収されます。例えば、2,000万円の不動産を購入する場合、80万円の登録料が発生する計算です。これに仲介手数料が物件価格の2%程度加わるため、初期費用として物件価格の6%程度を見込んでおく必要があります。
- VAT標準税率は5%で日本の消費税より低い
- アパート賃料に5%、ホテル・レストランに7%の税率適用
- アルコール飲料には30%の高税率(2025年1月から)
- 不動産購入時にDLD登録料4%と仲介手数料2%が発生
- 教育や医療サービスは基本的に免税対象
収入別に見たドバイ移住の節税効果と注意点
ドバイ移住の節税効果は、あなたの年収レベルによって劇的に変わってきます。正直なところ、すべての人に等しくメリットがあるわけではないんですよ。収入が高いほど節税効果が大きくなる一方で、初期投資の回収期間も変わってきますから、自分の収入レベルに応じた現実的なシミュレーションが不可欠なんです。
低収入層のケースで期待できる節税効果
年収500万円前後の方がドバイ移住を検討する場合、正直言って慎重な判断が必要になります。日本で年収500万円の会社員だと、所得税と住民税を合わせて約100~125万円の税負担になるんですが、ドバイでは個人所得税がゼロなので、この部分は確実に浮くことになります。
ただし、問題は初期投資の費用です。ドバイでの法人設立には初年度で150~300万円、毎年の更新で50~80万円の費用がかかります。つまり、年間100万円程度の節税効果では、初期投資の回収に3~5年かかるという計算になるんです。
さらにドバイの生活費も考慮する必要があります。節約型の生活でも月間25万円、年間300万円程度は必要です。年収500万円で法人設立費200万円を初年度に支払うと、手取りは実質300万円となり、生活費を差し引くとほとんど貯蓄できない状況になってしまいます。2年目以降は更新費80万円程度で済むので、年間40~60万円程度の貯蓄が可能になりますが、資産形成のスピードは決して速くありません。
この収入層の方には、いきなりドバイ移住を決断するのではなく、まずリモートワークで収入を増やしたり、副業で収入源を複数持ったりしてから移住を検討することをお勧めしています。年収が700~800万円を超えてくると、節税効果と生活費のバランスが一気に改善するんですよ。
- 年間の節税効果: 約100~125万円
- 初期投資(法人設立): 150~300万円
- 年間更新費: 50~80万円
- 年間生活費(節約型): 約300万円
- 投資回収期間: 3~5年
中収入層のケースで期待できる節税効果
年収1,000万円前後の層になると、ドバイ移住のメリットが明確に見えてきます。日本での年収1,000万円に対する税負担は、所得税約180万円と住民税約100万円で合計約280万円なんですが、ドバイではこれが丸々浮くわけですから。
つまり初年度の法人設立費用が200~250万円かかったとしても、1~2年で完全に回収できる計算になるんです。さらに2年目以降は年間更新費80万円程度で済むので、毎年200万円以上の追加的な手取りが生まれます。以前担当したクライアントの方は、「日本にいたら5年で1,000万円貯められるかどうかだったけど、ドバイなら3年で達成できそう」と喜んでいました。
年収1,000万円の方がドバイで平均的な生活(月間35万円程度)を送る場合、年間生活費は約420万円です。手取り1,000万円から生活費と更新費を差し引くと、年間約500万円の貯蓄が可能になります。これは日本での同一年収における平均的な貯蓄額(年間150~200万円程度)の3~4倍ですから、資産形成のペースが劇的に加速するんです。
この所得層の方には、貯蓄の一部をドバイの不動産投資に回すことをお勧めしています。ドバイの不動産市場は長期的に成長傾向にあり、賃貸収入も非課税なので、複利的な資産拡大が期待できるんですよ。5年間のドバイ滞在で、総額2,000~2,500万円程度の資産形成が現実的な目標になります。
| 項目 | 日本(年収1,000万円) | ドバイ(年収1,000万円) |
|---|---|---|
| 税負担 | 約280万円 | 約80万円(更新費のみ) |
| 手取り | 約720万円 | 約920万円 |
| 年間生活費 | 約400万円 | 約420万円 |
| 年間貯蓄可能額 | 約150~200万円 | 約500万円 |
| 5年間の資産形成 | 約750~1,000万円 | 約2,000~2,500万円 |
高収入層のケースで期待できる節税効果
年収1,500万円以上の高所得層になると、ドバイ移住は圧倒的な経済的メリットをもたらします。日本での年収1,500万円に対する税負担は、所得税約380万円、住民税約150万円、復興特別所得税約16万円を合わせて約546万円に達するんですが、ドバイでは個人所得税ゼロなので、この差額がそのまま手取りに加わるんですよ。
この所得層では、法人を戦略的に活用することが重要になります。ドバイで法人を設立し、その法人からの配当や給与として所得を受け取る構造にすることで、法人税9%の負担は発生しますが、それでも日本の法人税+個人所得税の二重課税と比較すれば、年間400~500万円以上の節税が実現できるんです。
さらに高所得層の多くは、給与所得だけでなく不動産賃貸収入や投資収益といった複数の収入源を持っています。これらすべての所得がドバイでは非課税で扱われるため、総合的な節税効果は単純計算を大きく上回ることになります。正直なところ、年収1,500万円以上の方でドバイ移住を検討していないのは、機会損失と言えるレベルかもしれません。
年間生活費を500万円程度に設定しても、年間貯蓄は約970万円が見込まれます。5年間のドバイ滞在で総額4,500~5,000万円の資産形成が可能になり、これは日本での同一期間における貯蓄額の3倍以上に相当するんですよ。この資金をさらにドバイの不動産や国際的な投資商品に振り向けることで、資産増加のスピードはさらに加速します。
- 年間節税効果: 約400~500万円以上
- 法人活用による税率: 9%(1,500万円超の部分のみ)
- 複数収入源の合算節税メリット大
- 年間貯蓄可能額: 約970万円
- 5年間の資産形成目標: 4,500~5,000万円
超高収入層のケースで期待できる節税効果
年収3,000万円以上の超高所得者や、1億円以上の金融資産を保有する富裕層の場合、ドバイ移住は単なる節税を超えた包括的な資産保全戦略になります。でも正直、このレベルになると「出国税」という厄介な問題が浮上してくるんですよ。
日本の出国税は、1億円以上の特定資産(上場株式、投資信託、暗号資産など)を保有する人が非居住者になる際、その含み益に対して20.315%の税金を課すという制度です。例えば、1億5,000万円の株式ポートフォリオが2億円に値上がりした状態でドバイへ移住する場合、含み益5,000万円に対して約1,000万円の出国税が発生するんです。
この出国税を回避または最小化するための戦略として、移住前に資産の一部を計画的に売却し、出国税の対象資産額を削減するアプローチがあります。ちなみに、出国税には納税猶予制度があり、一定の条件下で納税を最大10年間延期できる仕組みも存在するんですよ。専門の税理士と綿密な計画を立てることで、出国税の負担を大幅に軽減できる可能性があります。
さらに重要なのが相続税対策です。日本の相続税は最高55%という世界的に見ても高い税率なんですが、ドバイでは相続税も贈与税も一切存在しないんです。ドバイに5年以上居住し、日本の税務上の非居住者期間が長期化すれば、相続税の課税範囲も限定的になります。数億円規模の資産を次世代に移転する場合、この差は数千万円から億単位になるので、本当に見逃せないメリットなんですよね。
| 資産規模 | 出国税の影響 | 対策手法 |
|---|---|---|
| 1億円未満 | 出国税対象外 | 特に対策不要 |
| 1~3億円 | 含み益に対して20.315% | 移住前の部分売却検討 |
| 3~10億円 | 出国税+相続税の複合対策必要 | 納税猶予制度の活用、資産分散 |
| 10億円以上 | 包括的な国際税務戦略が必須 | 信託、財団の設立検討 |
まとめ
ドバイ移住による節税効果は収入レベルによって大きく異なり、年収500万円では初期投資の回収に3~5年かかる一方、年収1,000万円以上では1~2年で回収可能となります。法人税9%の導入後も個人所得税ゼロという構造は維持されており、日本の最高55%の税負担と比較すると圧倒的な優位性があるんですよ。
- 年収1,000万円以上の層で年間200万円以上の節税効果が実現可能
- 年収1,500万円以上では年間400~500万円以上の節税が見込める
- 暗号資産や不動産投資の収益が完全非課税となり資産形成が加速
- 初期投資は150~300万円、年間更新費は50~80万円程度が目安
- 出国税や非居住者認定の要件を満たすための専門家サポートが不可欠
- 5年間の滞在で中所得層でも2,000万円以上の資産形成が可能
ドバイ移住は単なる節税手段ではなく、生活環境の変化や事業機会の拡大を含む総合的な人生戦略として捉えるべきです。あなたの年収と資産状況に応じた具体的なシミュレーションを行い、国際税務の専門家に相談しながら、綿密な移住計画を立てることをお勧めします。まずは無料相談を活用して、自分に最適な移住プランを探ってみてください。
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