ドバイでマンションを購入するにはどうすればいい?外国人が知るべき最新ルール

最近、ドバイのマンション購入が外国人投資家の間でぐっと注目を集めています。税金ゼロの個人所得、利回りの高さ、そして安定した価格上昇……魅力的な条件がそろっているからだと言えますね。ただし、フリーホールドエリアなどの規制や独自の手続きがあるので、要点を押さえておきましょう。

この記事では、2025年時点の最新ルールに基づき、購入プロセスや必要書類、狙い目エリア、税制メリット、さらには長期ビザ取得の条件まで、実践的に解説します。投資でも居住でも、ドバイ不動産を成功させる基礎知識を身につけましょう。

ドバイでマンション購入すると高い投資リターンが期待できる

ドバイの不動産市場は、世界的に見てもリターンが高めです。安定した政治・経済、税制優遇──これらが投資家にとって大きな魅力になっています。

直近のドバイ不動産市場の動向

2020年以降、パンデミック後のリモートワーク普及で、高所得者層がドバイへ移住する動きが活発に。結果、住宅需要が急増し、エリアによっては2020〜2024年で50%以上の価格上昇を記録しました。

このように外国人投資家向け制度も次々に緩和・拡充され、2024年の取引額は前年比約30%増。政府のインフラ投資や観光産業の拡大も後押ししており、ドバイ万博後も新メトロ路線や大型商業施設で不動産価値が上がる傾向にあります。

弊社のお客様でもこれから不動産投資を始めたいという方々が多くいらっしゃいますよ。

年度 平均価格上昇率 取引件数増加率 主な市場牽引要因
2021年 +12% +28% パンデミック後の需要回復
2022年 +18% +35% ゴールデンビザ拡充
2023年 +22% +42% 世界的な高所得者層の移住
2024年 +16% +30% 新興エリアの開発加速

マンション購入において重要な賃貸利回りの算出方法

ドバイで注目すべきは、平均5〜8%の賃貸利回り。東京やロンドンと比べても高めです。計算は簡単で、年間賃料÷購入価格×100。例えば150万AED(約6,000万円)の物件で年間12万AED(約480万円)得られれば、表面利回りは8%です。

ただし、管理費や修繕費、空室リスク、仲介手数料などを差し引いた実質利回りをチェックするのが重要。サービスチャージが高めなので、購入前に年間のランニングコストを細かく確認しましょう。

税制とビザなどの投資メリットがある

ドバイ(UAE全体)では個人所得税、キャピタルゲイン税、固定資産税、相続税がすべてゼロ。賃貸収入も売却益も丸ごと手元に残ります。※ただし日本居住者は日本で申告義務があるので要注意。

さらに、一定額以上の不動産購入で長期ビザが取れます。2025年ルールでは、750,000AED(約3,000万円)以上で2年投資家ビザ、2,000,000AED(約8,000万円)以上で10年ゴールデンビザが申請可能。家族帯同もOKなので、現地で長期滞在を検討する人には大きな魅力ですね。

税金の種類 ドバイ 東京(参考) ロンドン(参考)
所得税 0% 最大55% 最大45%
キャピタルゲイン税 0% 約20% 最大28%
固定資産税 0% 約1.4% 年間課税あり
相続税 0% 最大55% 最大40%

ドバイのマンション購入手順と注意点

日本と比べると手続きはシンプルですが、外国人向けの規制や書類があるので準備が鍵。現地エージェントや弁護士と連携するとスムーズです。

マンション購入の流れと各段階の注意点

大きく分けて4ステップです。まずフリーホールドエリア内(ドバイマリーナ、ダウンタウン、パームジュメイラなど)から物件を選びます。次に予約金(5,000〜10,000AED)を支払って仮押さえ、Sale and Purchase Agreementの締結と10〜20%の頭金支払いへ。

その後、ドバイ土地局(DLD)で所有権移転登記。登記手数料は物件価格の4%ほど+固定手数料です。書類はパスポート、ビザ関連、emiratesID(あれば)、残高証明、NOC(No Objection Certificate)などを揃えましょう。

  1. 物件選定(フリーホールドエリア内)
  2. 購入申込&予約金支払い(5,000~10,000AED)
  3. 売買契約締結&頭金支払い(価格の10~20%)
  4. 必要書類準備(パスポート、ビザ、残高証明など)
  5. 土地局で所有権移転登記(登記手数料約4%)
  6. 残金決済&所有権証明書受領
  7. 物件引渡し&鍵受取

オフプラン購入の特徴と注意点

オフプラン(建設中)物件は完成済みより10〜30%安いのが魅力。建設マイルストーンに合わせた分割払いも可能で、初期資金を抑えられます。ただし、建設遅延や完成時の市場価値低下リスクがあるので、エマールやダマックといった実績あるデベロッパーを選びましょう。

また、エスクロー口座で購入代金が管理されているかは要チェックです。建設進捗に合わせてデベロッパーへ支払われる仕組みが法で義務付けられています。

項目 オフプラン物件 完成済み物件
価格 10~30%割安 市場価格
支払方法 分割払い可能 一括または短期分割
入居時期 1~3年後 即時可能
賃貸収入 完成まで得られない 即時開始可能
リスク 建設遅延、市場変動 低い
選択肢 多様(最新設計) 限定的

税金や仲介手数料などの費用内訳

諸経費は物件価格の約7〜10%が目安です。大きいのは登記手数料(価格の4%+4,000AED)で、150万AEDの物件なら約64,000AED(約256万円)かかります。

仲介手数料は2%前後。デベロッパー直売なら不要になる場合もあります。他に鑑定費用3,000〜5,000AED、弁護士費用0.5〜1%、ローン関連費用、年間管理費(5~25AED/sqft)、保険料500〜2,000AED、DEWAデポジット2,000~4,000AEDなどがあります。

  • 登記手数料:物件価格の4% + 固定手数料4,000AED
  • 仲介手数料:物件価格の2%程度(仲介業者利用時)
  • 不動産鑑定費用:3,000~5,000AED
  • 弁護士費用:物件価格の0.5~1%
  • 住宅ローン関連費用:査定費用、手数料など
  • 年間管理費:5~25AED/sqft
  • 保険料:500~2,000AED/年
  • DEWAデポジット:2,000~4,000AED

ドバイでマンション購入をする場合のおすすめエリア紹介

エリア選びは投資目的か居住目的かで変わります。各エリアの特性を押さえて、自分に合った物件を選びましょう。

投資向けおすすめエリア

ジュメイラビレッジサークル(JVC)は中間価格帯で賃貸需要が安定し、利回り6.5〜7.5%ほど。若いプロやファミリー層がターゲットです。

ドバイスポーツシティはゴルフコースやスポーツ施設が魅力。利回り6〜7%でイベント時の短期賃貸需要もあります。

ビジネスベイはオフィスワーカーや起業家向けで、利回り5.5〜6.5%。メトロアクセスも良く、キャピタルゲインも狙いやすいです。

インターナショナルシティは予算抑えめ派に最適。多国籍労働者層向けで、安定した7〜8%の高利回りが期待できます。

エリア 平均利回り 価格帯(1ベッドルーム) 主なターゲット層
ジュメイラビレッジサークル 6.5~7.5% 60万~90万AED 若年プロ、ファミリー
ドバイスポーツシティ 6.0~7.0% 70万~100万AED スポーツ愛好家、アクティブ層
ビジネスベイ 5.5~6.5% 100万~150万AED ビジネスパーソン、起業家
インターナショナルシティ 7.0~8.0% 40万~60万AED 中所得労働者層

居住向けおすすめエリア

ドバイマリーナはウォーターフロントの景観やレストランが楽しめる都会的リゾート感覚。カフェ巡りも楽しいですよ。

パームジュメイラは高級住宅地の代表格。ビーチアクセスやプライベート感があって、資産価値も安定。ラグジュアリーな家族向けです。

アラビアンランチズは自然環境重視派におすすめ。砂漠と緑に囲まれ、インターナショナルスクールやゴルフコースも充実しています。

ダウンタウンドバイはブルジュ・ハリファやドバイモール至近。ビジネス地区はアクセス抜群ですが、観光客も多いので静かさを求める人は要検討です。

  • ドバイマリーナ:ウォーターフロント、カフェ&レストラン充実
  • パームジュメイラ:高級感、ビーチアクセス、資産価値安定
  • アラビアンランチズ:自然環境、家族向け、コミュニティが強い
  • ダウンタウンドバイ:都心利便、観光近接、ビジネスアクセス良好
  • ジュメイラビーチレジデンス(JBR):ビーチフロント、ナイトライフ、リゾート感

購入後の賃貸運用と出口戦略

賃貸運用は長期(1年契約)と短期どちらも可能。長期なら安定収入、手間も少なめです。家賃は年1回または4回の小切手払いが一般的。

運用成功のコツはテナント審査と定期メンテナンス。契約時にはセキュリティデポジット(家賃5%程度)とエージェンシーフィー(家賃5%程度)を押さえましょう。

出口戦略も早めに検討を。ドバイは流動性が高く、3〜6ヶ月で売却できるケースが多いです。5年以上保有すると市場サイクルの変動を吸収しやすく、有利な価格で売りやすくなります。

  1. 賃貸募集&契約:デポジット・エージェンシーフィー受領
  2. 物件メンテナンス:年1~2回点検、必要修繕
  3. 市場モニタリング:価格動向、需給バランス
  4. 売却タイミング判断:イベント前後、新インフラ発表など
  5. 売却準備:美装、書類整理、価格設定
  6. 売却手続き:仲介選定、交渉、契約
  7. 所有権移転:DLD登記変更、資金決済

まとめ

  • フリーホールドエリア内で外国人も完全所有権取得可能
  • 平均5~8%の高い賃貸利回り
  • 個人所得税、キャピタルゲイン税、固定資産税、相続税がすべて非課税
  • 75万AED以上で2年、200万AED以上で10年の長期ビザ取得可能
  • 物件価格の約7~10%を諸経費(登記・仲介手数料など)として計上
  • 投資ならJVCやスポーツシティ、居住ならマリーナやパームジュメイラがおすすめ
  • オフプランは価格メリット大だが、デベロッパー信頼性確認が必須
  • 賃貸運用&出口戦略は市場サイクルを意識してプランニング

ドバイでマンション購入を成功させるには、信頼できる現地エージェントや弁護士と連携し、最新の法規制や市場動向を常にアップデートすることが大切です。まずはフリーホールドエリアのリサーチから始めて、自分の投資目的や予算に合った物件探しをスタートさせましょう。

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